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二力の合成( http://ch.nicovideo.jp/fuktommy/blomaga/ar461098 )につては前に記事を書きましたが、とりあえず胴体と腕を同時に動かせるようになろうとしたわ...

二力の合成( http://ch.nicovideo.jp/fuktommy/blomaga/ar461098 )につては前に記事を書きましたが、とりあえず胴体と腕を同時に動かせるようになろうとしたわけです。しかしやっぱり難しいというのが先日の稽古会( http://togetter.com/li/650554 )でわかってきました。

例えば相手と手を合わせて前に出すとすると、胴体と腕が同時に動けば、相手はどちらを優先的に対応すればいいか迷うので押し返すことができないという理屈だと思います。しかし実際には相手を崩していくことができないので、胴体だけが動くか、手だけが動くか、なんかそういうことになっているのでしょう。後述しますが、たぶん胴体だけ動いてるのだと思います。

相手と手を合わせて行う稽古は相手がいないとできませんので、日常的な動きで考えると、ちょっと重いドアを押して開けるという場面があります。このときも胴体と腕の両方の動きで押していいのだし、実際できてると思ってました。ところがそうではなかったのです。右手でノブを掴むとすると、左手が暇なので、確か空手の引き手みたいに曲げてみたんですね。するとそれに対応して右の肘が伸びていくのがわかりました。今まで腕を動かしていると思ったのに、実際にはノブを回したあとは腕は固めてて、胴体の動きだけで押してたのでした。

暇な方の手を動かすことで使ってる手を固めずに動かすというのは割と応用が効きそうな理論です。また、両手が暇であれば両手とも動かしてしまうというのも、稽古としてはアリかなあと思います。さらに一般化すると、目的があってどこか足なり手なりを動かすときに、それ以外の足とか手とか背中とかも、特に目的もなく動かすというのが、ひとつの稽古としては面白いかなあと思いました。実用を考えれば、これらの各部分が連動して効率よく動くように持っていくことになるのでしょうけれども、それは各部分を動かせるようになってから考えればいいだろうと、先送りにすることにしました。

ということをポンポンと考えてたら Keep Moving というシステマの言葉を連想したのですが、あとでググってみたら Keep Moving はどうもそういう意味ではなさそうでした。

暇な方の手を活用する話

この文脈ではこの言葉は法律用語として扱わなければならないとか、そもそも法律用語としてはこういう意味であるとかいうのが、なんというか違和感あるんだよね。法律用語ではこういう意味とか言ったら、司法機関がそ...

この文脈ではこの言葉は法律用語として扱わなければならないとか、そもそも法律用語としてはこういう意味であるとかいうのが、なんというか違和感あるんだよね。法律用語ではこういう意味とか言ったら、司法機関がその気になったら立法機関の意思を無視して既存の法律をどうにでも解釈できそうな気がするし、その辺はどういう仕組みによって防がれてるんだろ。

理系は「悪意」の意味が分かっていない!(STAP論争)(小笠原誠治) - BLOGOS(ブロゴス)

小中学生の頃だったと思いますが、たぶん学校の先生かテレビで「重い荷物を腰を曲げて持って、腰を伸ばすことで持ち上げると、腰を痛めます。膝の曲げ伸ばしを使いましょう」という感じの話があって、永いこと「膝の曲げ...

小中学生の頃だったと思いますが、たぶん学校の先生かテレビで「重い荷物を腰を曲げて持って、腰を伸ばすことで持ち上げると、腰を痛めます。膝の曲げ伸ばしを使いましょう」という感じの話があって、永いこと「膝の曲げ伸ばしを使うのであれば、上半身は倒さずに直立させておくのだな」と理解してきたのですが、たぶん本来の意図とは違う解釈だったのだと思います。

「驚くほど日常生活を楽にする 武術&身体術 「カラダの技」の活かし方」( http://www.amazon.co.jp/dp/4635035263?tag=fuktommy-22 )を観て、自分なりに試した感じだと、床から小物を拾う場合や、重い荷物を持ち上げる場合には、脛は倒さずに直立させたままにして、膝を曲げる(重心が後に移動する)のと、股関節を曲げる(重心が前に移動する)のでバランスを取るのがよさそうだと思ってます。脛を倒すかどうか、あるいは胴体をどれだけ前傾させるかはいろいろバリエーションがあろうとは思いますが、少なくとも「膝を活用しましょう」から「胴体を前傾させてはいけません」と理解するのは論理が飛躍していると言っていいのではないでしょうか。

この件に限らず、僕にはこういった誤解っていろいろあるんですよね。何かいい例はないかなあと思いましたが「こういう誤解をしたのは、誰それがこういう言い方をしたから悪いのだ」というニュアンスでしか書けなさそうなので割愛。

荷物を持ち上げるときに腰ではなく膝を使うのだ理論について

あぁ。 "それは役員のかたがたを対象にしたヒアリングを実施した時のことです。その役員の方は、外部の人間は下請けだ、下請けになんで自社の経営、自部門の今後を話さなければならないのかという反発を強くお持...

あぁ……。

"それは役員のかたがたを対象にしたヒアリングを実施した時のことです。その役員の方は、外部の人間は下請けだ、下請けになんで自社の経営、自部門の今後を話さなければならないのかという反発を強くお持ちで、ヒアリングで約束した時間のほとんどを、お話を伺えというのは社長からのご指示です、いや下請けに話す必要はないの押し問答でした。"

人間毬は http://www.amazon.co.jp/dp/4635035263?tag=fuktommy-22 をみていろいろ検討してみた。 一旦「重心」を上げてから落とすわけで、一旦上げるとき...

人間毬は http://www.amazon.co.jp/dp/4635035263?tag=fuktommy-22 をみていろいろ検討してみた。
一旦「重心」を上げてから落とすわけで、一旦上げるときの感覚も大事。
ここでいう重心はたぶん物理的な重心ではなくて、
骨格の位置関係による動きやすさなんかも考慮した上での感覚なのだけど、
重心という言い方がちょうどハマるので、なんと表現すべきかは難しい。
力学に限らないが、専門用語を
本来の意味とは違う使い方をするのは本当は好きじゃない。

膝を抜くとき、抜いた分だけ腰や胴体は下に落ちるが、
重心はなるべく落ちないようにする。
すると脚の動きもより楽になる。

しゃがむとき、重心はなるべく落とさないようにすると立ち上がりやすい。

杖術の下段抜きも腰は落としても重心は落とさないのがいいのかも。
そのかわり前に出る。
特に左足は継ぎ足ではなく、右足より前に出すくらいの方がよさそう。
相手との距離が近い場合は別の工夫が要るだろうけど、
なんというか継ぎ足はバタバタしてしまって合わない。

腰痛や弾発股には以前から悩まされてきましたが、先日の稽古会( http://kienkai.seesaa.net/article/390068293.html )がきっかけでだいぶ改善しました。まず要...

腰痛や弾発股には以前から悩まされてきましたが、先日の稽古会( http://kienkai.seesaa.net/article/390068293.html )がきっかけでだいぶ改善しました。まず要点から。鳩尾からお臍までの10~20cmくらいですかね、ここを基準とします。曲げたり伸ばしたり、力を入れたり抜いたり、息を吸ったり吐いたり止めたりします。すると左右の足の裏にかかる体重がだいたい均一になったなという感覚が得られますが、これも基準になります。そして腰から股関節のあたりが一気に軽くなるというか、力みが取れるというか、解放されるというか、そういう感覚があります。

理屈を考えてみると、前に整形外科の先生から聞いた話なんですが、背中で鳩尾の裏側あたりの高さから、腰を通って腿までを繋いでいるような筋肉があるらしいのです。これが上側で緊張すると、反対側の腿のあたりを引っ張って腰痛になることがあり、僕の腰痛はそれであるということでした。確かに整骨院で診てもらうときも、そのあたりの背骨の角度を調整しているように見えるんですよね。鳩尾からお臍までの10~20cmを曲げ伸ばししようとすると、背骨も曲がったり伸びたりします。力を入れたり呼吸をしたりすると、これも背中の筋肉が連動します。結果として、そのなんとかという筋肉がいい感じになって、腿のあたりを引っ張るのが解消するのではないでしょうか。

一日仕事をして帰ろうかとなると、なんというか鳩尾からお臍までの10~20cmや、その反対側の背中あたりが歪んでるような感じもしますし、そうなるとこっちをこっちに傾けてとやるよりも、一気に力を入れてエイヤッとやってしまった方が楽になるようです。また力の入れ具合じたいでいろいろ調整するのはまだできなくて、いろいろやってみて腰が楽になったなあと思えれば成功のような感じです。意識的に調整できるようになるといいし、意識しなくてもこの効果が得られるような姿勢を自然に取れるようになるともっといいんですけどね。

鳩尾まわりの使い方で腰痛が改善した話

「水鳥の足」という「両足が同時に動く動き」というのがあって、言葉としてはそれこそ20年前から知っていたけど、具体的にどうすればいいんだろうとさっぱりわからなかったわけですね。去年の夏に金山さん( http...

「水鳥の足」という「両足が同時に動く動き」というのがあって、言葉としてはそれこそ20年前から知っていたけど、具体的にどうすればいいんだろうとさっぱりわからなかったわけですね。去年の夏に金山さん( http://kanayamatakayuki.blog.fc2.com/ )の稽古会に参加したときに教えてもらったけどよくわからず、いつかやってみたいリストに積んでました。それが先日の記事( http://kanayamatakayuki.blog.fc2.com/blog-entry-191.html )をみてまたちょっと考えてみようということでいくつか検討してみたり、検索してみたら斎藤さんの動画( 水鳥の足エクササイズ・水鳥の足 )があったりして、「一連の動きの中で、両足が同時に動く瞬間があるかないか」というところまではなんとかできたかなあと思っています。

それでわかったのが膝が痛くなることの予防です。杖術などを稽古するとよく膝が痛くなるのですが、これは膝を曲げるときに負荷がかかるからだと思っています。足を動かすときに無意識に(というか必然的に)膝が曲がることもありますし、意識的に膝を抜く場合もあるのですが、その動きで膝を曲げて止めるときに負荷がかると考えています。それが、水鳥の足の稽古で膝を抜いても膝が痛くならなかったので考えてみると、膝を曲げるときに足が滑って、ちょうどよい位置に移動することで、膝に負荷がかからないのではないかと思いました。足を移動しない場合には膝が曲がりすぎてしまうのではないかと。足が滑るのはおそらく下が板間とか畳とかの場合で、靴を履いているときはまた変わってきますが、膝を曲げるのに応じて足の位置が移動するというのは、汎用性のある原理だと思います。

また、歩き出しのときに膝を抜いたり、前傾したりすることに抵抗感がありましたが、膝を抜くことと足が動くことが連動しているのであれば、おそらく違和感がなくなるのではないかと思います。これはもうすこし検証してみたいところ。

膝を曲げることと水鳥の足

PCメールとかケータイメール、あるいはPCメアドとケータイメアドという言葉を聞くことがあって、いつも「PCもケータイもメールはメールだろ。なんで区別してるんだろう」と思ってたのですが、ケータイに届くメールはに確認...

PCメールとかケータイメール、あるいはPCメアドとケータイメアドという言葉を聞くことがあって、いつも「PCもケータイもメールはメールだろ。なんで区別してるんだろう」と思ってたのですが、ケータイに届くメールはに確認しているが、そうでないメールはPCを立ち上げたときにしか確認しないし、PCを立ち上げるのは1ヶ月に数回だから、そっちのメアドにメールしても見ませんよ、という人が実在するのを知って、なるほどPCメールとケータイメールは区別されるべきだと思いました。より実際には「いつも確認するメールとそうでないメール」という区分になるのでしょうが、そう書くとかえってわかりにくいという面はあります。少なくともケータイメールしか登録できないとか、ケータイメールにしかメールが届かないようなサービスはなんとかしてほしいものです。

PCメールとケータイメール

僕の稽古してる体術や杖術は、空手からも影響を受けていると思ってるので、空手の型からも何かヒントが得られないかなあと思い、YouTubeの動画( 本部のナイハンチ初段 - Motobu no Naihanchi...

僕の稽古してる体術や杖術は、空手からも影響を受けていると思ってるので、空手の型からも何かヒントが得られないかなあと思い、YouTubeの動画( 本部のナイハンチ初段 - Motobu no Naihanchi Shodan )で手順をなんとなく覚えて、体術や杖術の動きでやってみるということをしています。

そこから気付いたことの1つが腕の張りで、これは外受け→裏拳のところを杖術の、上腕と前腕をそれぞれ限界まで外旋させ、さらに手首まで限界まで返しちゃうという動きで行なったときに得られる感覚です。この感覚を再現するように動くと、子供を抱き上げるときに軽く感じるとか、腕や手がスムーズに動くとか、脇が締まるとか、腕を上げるときに膝が連動して曲がるとかの動きに発展してきました。またこの感覚では、ハンドルの喩え( http://ch.nicovideo.jp/fuktommy/blomaga/ar461098 )にあったような、相手をどうしようという意識がなくても、腕と胴体が別々に使えるようです。

もう1つは脚(股関節から下)を腰(骨盤から上)とは切り離して動かすというもので(そういう動きがあるというのは知識としては前から知ってはいましたが)、今までは歩くときにバランスを取るのを、割と腰で行っていたと思うのですが、腰を動かさないようにして、バランスを取るのは脚にやってもらうという風に分担を分けます。具体的にどうバランスを取っているのかは自分でもよくわからないのすが、軸足も使っているし、上げる側の脚の重さも使っているし、バランスを崩したときに腰から上の重さを使うのではなくて足を早く出して対応するなどが、無意識のうちに連動しているようです。踵や拇指球を中心に足を回すことがあったり、足を前後に動かすのに加えて、左右へ動かすことがあったりもします。

歩き出しに関しては、いったん膝を抜いて腰を落とすことで最初の動力を得るしかなさそうだという感じはあるのですが、膝を抜くのが嫌だなあという思いがあるので、その違和感に触れないような膝の抜き方や、膝を抜かない方式を考えていきたいと思ってます。

腕の張りと脚の分離

前回雪掻きしたとき( http://ch.nicovideo.jp/fuktommy/blomaga/ar457926 )は拳を握るときに使う前腕の筋肉がひどい筋肉痛になってたので、もうちょっと工夫し...

前回雪掻きしたとき( http://ch.nicovideo.jp/fuktommy/blomaga/ar457926 )は拳を握るときに使う前腕の筋肉がひどい筋肉痛になってたので、もうちょっと工夫してみました。ここが筋肉痛になってるということは、スコップの柄を固く握ってるとうことです。だったら逆に柄を握らないようにすればよいということになります。いくつかパターンはあるはずですが、単純に考えると手の平に乗せればよいということになります。左手の方がやりやすかったので、その動きを観察して右手で再現することにしました。

実際にどう考えていたのかはあまり覚えてないのですが、結論からいうと、手の小指の付け根のところに柄を乗せるのが基準になります。やってみるとなかなか難しく、指の方に重さが乗ってしまうかと思います。付け根に重さを乗せるには、十分に手首を返す必要があります。杖術の「下段抜き」で右手を巻き込むのに似ている感じもします。その延長として肩を落とし、脇を締める必要があります。金曜の夜に気付いたのはここまで。

そのあと家に帰ってからさらに検討してみると、左手でやっているときは、脚を曲げることによって腰を傾けて、十分に左手の位置が下がるようにしていることがわかりました。それでこれを右手でも行うようにしました。土曜の午前中は雨も降って雪が重くなったわけですが、このようにして小指の付け根に重さを乗せるようにしてみました。

標語的にいえば、指の仕事を身体全体に分散したとも言えるのですが、それは全体が見えてきてからの表現であって、考えているときの言葉としては、全身のバランスが悪いのを握力で補っているというのが実感です。

ただし手首には負担がかかるようで、原理的には肘に仕事を分担させられるはずですが、さすがに疲れてきたのと、雪もだいたい片付いたので、今回はここまでとなりました。疲れてくると、全身を連動させる動きも無意識的に面倒になるのか、やはり握力に頼るところが増えます。

1日経ってみると右の拳を握るときの前腕の筋肉痛が、前回ほどではないですが、全身の中でも特に強かったです。それから左右の手首を曲げるときの筋肉もやや痛く、左の肩と、背中が全体的に筋肉痛というか、そんなに痛くはないので疲労したという感じでしょうか。前回よりは改善したかと思います。腰痛や手指の痺れもまだ出てません。

疲れにくい雪かきのコツ( 疲れにくい雪かきのコツ )という動画をみて、思い出したので記事を書きました。

雪掻きその2

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