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「水鳥の足」という「両足が同時に動く動き」というのがあって、言葉としてはそれこそ20年前から知っていたけど、具体的にどうすればいいんだろうとさっぱりわからなかったわけですね。去年の夏に金山さん( http...

「水鳥の足」という「両足が同時に動く動き」というのがあって、言葉としてはそれこそ20年前から知っていたけど、具体的にどうすればいいんだろうとさっぱりわからなかったわけですね。去年の夏に金山さん( http://kanayamatakayuki.blog.fc2.com/ )の稽古会に参加したときに教えてもらったけどよくわからず、いつかやってみたいリストに積んでました。それが先日の記事( http://kanayamatakayuki.blog.fc2.com/blog-entry-191.html )をみてまたちょっと考えてみようということでいくつか検討してみたり、検索してみたら斎藤さんの動画( 水鳥の足エクササイズ・水鳥の足 )があったりして、「一連の動きの中で、両足が同時に動く瞬間があるかないか」というところまではなんとかできたかなあと思っています。

それでわかったのが膝が痛くなることの予防です。杖術などを稽古するとよく膝が痛くなるのですが、これは膝を曲げるときに負荷がかかるからだと思っています。足を動かすときに無意識に(というか必然的に)膝が曲がることもありますし、意識的に膝を抜く場合もあるのですが、その動きで膝を曲げて止めるときに負荷がかると考えています。それが、水鳥の足の稽古で膝を抜いても膝が痛くならなかったので考えてみると、膝を曲げるときに足が滑って、ちょうどよい位置に移動することで、膝に負荷がかからないのではないかと思いました。足を移動しない場合には膝が曲がりすぎてしまうのではないかと。足が滑るのはおそらく下が板間とか畳とかの場合で、靴を履いているときはまた変わってきますが、膝を曲げるのに応じて足の位置が移動するというのは、汎用性のある原理だと思います。

また、歩き出しのときに膝を抜いたり、前傾したりすることに抵抗感がありましたが、膝を抜くことと足が動くことが連動しているのであれば、おそらく違和感がなくなるのではないかと思います。これはもうすこし検証してみたいところ。

膝を曲げることと水鳥の足

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