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自動(半自動)アップデート

変化を抱擁せよより:

なんというか最初からすべての問題を想定して それに対応できるようにってやるのは現実的じゃないし、 はてな的じゃないかなーと思う。 ある程度問題は想定されるものの、 そのリスクを考えてたら行動できないとか工数がふくらむ、 という場合には「問題が顕在化されてから対応する」方が 全体のコストが少なくて済む、というのがはてなクオリティ。

はてなはウェブサービス中心なので、問題が顕在化されてから対応するときの対応に要する時間が少なくて済むというのがあると思いました。

これが例えばサーバにインストールするブログツールの開発チームの話だとして、 トラックバック機能をつけてみたけど、もしかしたらスパムがあるかもね、 となっていて、 普及してみたらトラックバックスパムがすごいことになってしまった、 ということだとどうなるか。 開発元はスパム対策をした版を公開するんでしょうけど、 既に運用されているブログが新しい版に置き換わるのには時間がかかるわけです。 はてなダイアリーで会社側が対策したからもう大丈夫ですよ、 とは時間のかかりかたが違います。

だからいつ対策するかの判断基準が条件によっていろいろあるという話。

それとはまた別に連想したのが、 MicrosoftUpdateみたいな自動(半自動)アップデートです。 最近はAdobeやMozillaのソフト、Winamp、 変わったところでは携帯音楽プレーヤーの楽曲転送ソフトにもついてました。 アップデートが簡単になりますから、 上のブログツールの例とは違って、問題が顕在化されてから対応するに近い運用もできそうです。

なんとなく感じたのは、ローカルにインストールして使うソフトと ウェブサービスの垣根がだんだん低くなっているのかもしれないな、と。

それでさっきの話に戻ると、 サーバインストール型のツールも自動(半自動)アップデートができたら便利そうだなと思います。 まあサーバインストール型ツールがイレギュラーな存在であるという気もしますけど (「個人サイトとウェブサービスの関係などについて思いつつまま書く」を参照)。

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