例によって歩き出しの話。踵を上げる動きと踵に体重をかける動きの合成( http://ch.nicovideo.jp/fuktommy/blomaga/ar421886 )としてやっていたのだが、いくつか変...
例によって歩き出しの話。踵を上げる動きと踵に体重をかける動きの合成( http://ch.nicovideo.jp/fuktommy/blomaga/ar421886 )としてやっていたのだが、いくつか変化があった。まず根本的に踵を上げる動きは、ヒントではあっても、それをそのまま行うには違和感がありすぎるというのがある。その後しばらくのメインテーマだったのは、股関節の外旋内旋( http://ch.nicovideo.jp/fuktommy/blomaga/ar404141 )を使って体重移動を始めるというもので、これはそれなりに効果があった。足をどう動かすかというのを一旦置いておいて、とにかく体重を動かしてしまえば足がついてくる、という原理はそのままに、違和感のある膝の動きは脇役にしておいて、胴体の位置関係を変えてしまうというものだった。
ただしより細かく見ていくと、これは体の溜めを利用するもののようだった。股関節を利用して重心を動かした後に、その位置で止まってみて、さて歩き出せるかと試してみると難しかった。これもまた1つの原理で、溜めを排除していくにはよい方法のようだった。
その溜めを排除した状態で検討していくと、踵を上げるのも股関節の外旋内旋も、動き出しの引き金にはならないようだった。残るのは踵に体重をかける動きなのだが、これも細かく見ていくと、「屏風座り( http://vtotai.blogspot.jp/2012/05/blog-post.html )」という動作との関連がある。屏風座りは、踵を床につけたまま、上半身をなるべく前傾させず、膝をなるべく爪先から前に出さないようにしゃがむ動き・稽古法で、上半身を前傾させないことを重視するバージョンと、膝を爪先から前に出さないことを重視するバージョンがあるように思える。この文脈で踵に体重をかけると言っているのは、屏風座りの動き(膝を爪先から前に出さないのを重視版)のことを指している。
歩き出しとしては、屏風座りの要領で踵に体重をかけ、一方では踵に体重がかからないようにバランスを整えようとすると、重心が前に出て足が前に出るという動きになる。一方で踵に体重をかける感覚を屏風座りに持っていくと、今までよりもスムーズになる。また、今までは踵は爪先側に比べると脇役の扱い( http://ch.nicovideo.jp/fuktommy/blomaga/ar404141 )だったのが、むしろ主役交代という感じになってきた。これはもうちょっと発展しそうである。
ただしより細かく見ていくと、これは体の溜めを利用するもののようだった。股関節を利用して重心を動かした後に、その位置で止まってみて、さて歩き出せるかと試してみると難しかった。これもまた1つの原理で、溜めを排除していくにはよい方法のようだった。
その溜めを排除した状態で検討していくと、踵を上げるのも股関節の外旋内旋も、動き出しの引き金にはならないようだった。残るのは踵に体重をかける動きなのだが、これも細かく見ていくと、「屏風座り( http://vtotai.blogspot.jp/2012/05/blog-post.html )」という動作との関連がある。屏風座りは、踵を床につけたまま、上半身をなるべく前傾させず、膝をなるべく爪先から前に出さないようにしゃがむ動き・稽古法で、上半身を前傾させないことを重視するバージョンと、膝を爪先から前に出さないことを重視するバージョンがあるように思える。この文脈で踵に体重をかけると言っているのは、屏風座りの動き(膝を爪先から前に出さないのを重視版)のことを指している。
歩き出しとしては、屏風座りの要領で踵に体重をかけ、一方では踵に体重がかからないようにバランスを整えようとすると、重心が前に出て足が前に出るという動きになる。一方で踵に体重をかける感覚を屏風座りに持っていくと、今までよりもスムーズになる。また、今までは踵は爪先側に比べると脇役の扱い( http://ch.nicovideo.jp/fuktommy/blomaga/ar404141 )だったのが、むしろ主役交代という感じになってきた。これはもうちょっと発展しそうである。