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木がすごくて網がすごくないというのはよくわからないが、 DNSが「システム」であって、WWWがシステムではない、 みたいな感覚は理解できるし、すごいすごくないというよりそっちに興味がある。 とい...

木がすごくて網がすごくないというのはよくわからないが、
DNSが「システム」であって、WWWがシステムではない、
みたいな感覚は理解できるし、すごいすごくないというよりそっちに興味がある。

というのはもう何度も何度も言っているP2Pの定義論なのだけど、<br>小規模なときにはシステムだったりサービスだったりするものが、
規模が大きくなったとき、
それはユーザーが増えることだったり、
実装の種類が増えることだったりするのだろうけど、
とにかく大規模になったらシステムとは見なされなくなるんじゃないか、
そしてシステムと呼ばれる程度の規模でなければ、
それはP2Pとは呼ばれないんじゃないか、といつも言っている。

WinnyはシステムだけどWWWはシステムじゃない。
WWWがP2Pかどうかという議論をするにはWWWは大きすぎて、
例えばYouTubeみたいな固有のサービスをP2P化するということなら議論はできる、
みたいなそんな感じの。

個人的にはWinnyがP2Pであるのと同じくらいにはWWWはP2Pだし、
SkypeがP2Pであるのと同じくらいには電子メールはP2Pだろと思うんだけど、
WWWを話題に出すときは固有のサービスがP2Pかどうかという議論に流れちゃって、
ほらWWWはP2Pじゃないでしょという話になっちゃうのが嫌なんだよなあ。

ところがあれだけ大規模なDNSは「システム」っぽいんだよなあと。
この感覚はとても面白い。

kinoppix: DNSは世界規模で巨大な木を表現してる。そこが他のプロトコルと違ってすごい。 RT @fuktommy: ブクマ HTTP,HTML,SMTPもかな。Bittorrent とかもいつかその域になるのだろうか。 kinoppix: DNSを設計した人は天才だなあ。 - Twitter / kinoppix
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