肩凝りや手指の神経痛に対する肩の制御、腰痛・坐骨神経痛・弾発股に対する腰や股関節の制御は、どちらも胸・肋骨の制御と繋がっている。自分の意思で操作しやすいのは胸・肋骨であって、胸骨を垂直にする感覚と、胸を開...
肩凝りや手指の神経痛に対する肩の制御、腰痛・坐骨神経痛・弾発股に対する腰や股関節の制御は、どちらも胸・肋骨の制御と繋がっている。自分の意思で操作しやすいのは胸・肋骨であって、胸骨を垂直にする感覚と、胸を開く感覚を使う。するとどう繋がっているのかはわからないけど、手は楽になるし、脚も痛くなくなる。直接肩や腰・股関節を制御しようとすると、かえってうまくいかない。それから、胸を立てるというのは、立てようとすると力んでしまうので、体のバランスを取った結果として立つという感じでもある。でも慣れてくるとやっぱり胸を立てるという感覚に変わってくる。腰も反らしてはいけない。腰を反らすと胸は立たないし、無理に胸を立てようとするとかえって辛くなる。このあたりの話は先日の機縁会の稽古会で聞いてきた話の受け売り感があるけど、実際そういう感覚がわかってきた。そのときの話ではお腹の制御もあったけど、今時点の感覚では、お腹は意識して使わない方がよさそう。たぶん骨のあるところの方が制御しやすい。