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メルマガでも「正しい剣道」とか「剣道の基本」の話題があったりして、 自分もいろいろ思うところはあるんだけど、文章としてまとめるのは難しい。 ・基本とか、初心者用のカリキュラムとかで次のような誤解...

メルマガでも「正しい剣道」とか「剣道の基本」の話題があったりして、
自分もいろいろ思うところはあるんだけど、文章としてまとめるのは難しい。

・基本とか、初心者用のカリキュラムとかで次のような誤解が植え付けられる感
    ・手の動きと足の動きを別々に覚えて組み合わせれば動きが再現できる
    ・動きを1動作目、2動作目… と分解して覚えて組み合わせれば動きが再現できる
    ・基本の動きの組み合わせで全ての動きが説明できる

・防具をつけて竹刀で約束稽古をすると、木刀でやってた基本の動きと全然違うし、
  まずここで混乱する

・さらに地稽古で打ち合うようになると、竹刀での約束稽古ともまた違って困るとか
    ・約束稽古だとほぼ全て1歩踏み出して打つのだけど、
      そのためには相手が1歩下がるなどして距離を調整している。
      ところが地稽古だとそういう約束がないので、距離が合わない
    ・有名な先生の映像をみたら、弟子の人が踏み込んで打つところを、
      先生がその場で迎撃してたりするし、そのあたりは何が正解なのか謎

とかまあそういう話とか

・明治~戦前に剣道が作られたわけだけど、
  剣道の技術として1つの体系が作られていくことに対して、
  多種多様だったはずの古流剣術の人はどう見ていたんだろう
・あるいは明治以降にはすでに古流といっても多種多様ではなかったのか
・あるいは剣道の技術体系が普及したのは戦後になってからなのか

・そのあたり、例えば柔道とか合気道のように誰が作ったのかというようなことがなく、
  委員会によって作られた剣道形とか、
  あるいは自然発生的にできてきたものもあるのかなあ

とか

・「剣道 伝統の技術」という本があって、興味深いけど、
  http://www.amazon.co.jp/dp/4789920496?tag=fuktommy-22   ここでいう「伝統」は馬場先生が子供の頃に習った話とかで、
  文献を調べるとか古流を取材するとかで江戸時代まで遡ったりはしないこととか、
  そういう伝統の感覚は剣道の世界では一般的なのかなあとか。

まあいろいろ断片的にはあったりする。

甲野善紀さんの考えるイジメを減らす有効な方法と現代剣道のおかしさについて

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