最近の姿勢の基準は「上半身を前傾させ(猫背)、倒れないように腰を引いて(へっぴり腰)バランスを取る」というものなのだけど、鏡でみると思ったほど前傾してないどころか、後ろ寄りに重心があるように見える。感覚...
最近の姿勢の基準は「上半身を前傾させ(猫背)、倒れないように腰を引いて(へっぴり腰)バランスを取る」というものなのだけど、鏡でみると思ったほど前傾してないどころか、後ろ寄りに重心があるように見える。感覚としては確かに前傾している感じなので不思議で仕方ない。
これのヒントになったものの1つは「骨格で支える立ち方と履物による姿勢の変化について( http://ch.nicovideo.jp/fuktommy/blomaga/ar600351 )」で書いた姿勢のバランスであるとか、 #杖術 の「下段抜き」という型で、一気に相手との距離を詰めるために、倒れかかるような動きを自然としていたからのようだ。下段抜きを右足を上げる型として行う場合には、前に倒れた直後に後ろに倒れることでブレーキをかけるとよいようだ。
上半身を前傾させるといえば、歩き出しのときには猫背系とは別に、股関節を内旋させることで上半身を前傾させ、その内旋の動きで足を出すといった動きを試している。これはこれで自然な感じの歩き出しになっている。先日、子供が公園のアスレチックでバランスを崩したので、支えようとして近付いたときの歩き出しは実に力感がなく、今まででは一番理想的だったと思う。これを再現できたらなあと思っている。なお子供は自力でバランスを取り直した。
下段抜きで、倒れかかる動きを利用して杖で打つということから、足の動きを原動力として杖で打ったり突いたりするという感覚が出てきた。これは例えば「影踏み」の動きでも、相手の剣を躱して左右に動きつつ、その動きを使って杖で突くという感じがある。「下段抜き」「影踏み」「下三方」で、どう足を動かし、どう杖と連携させるかはそれぞれ別の方法なのだけど、連携するのは同じだという感じがある。今までは割と、足を動かして位置を固定してから手で突くという感じがあった。ただし勢いでぶんまわすのを上品に言い換えているだけという意識もあって、もっと検討して洗練させていきたい。
ナイハンチでは足を上げるところを小さく速くするようにしてみている。ちょっと腰を落とした姿勢から、まっすぐに腿を引き上げるような感じ。それによって膝が痛くなる問題はかなり改善したのだが、左足を上げるときに股関節だか背中だか、どこかがゴリゴリと音を立てる問題が出てきた。これもいろいろ試してみたら、肩を落としつつ前にも出すという姿勢で改善した。型としては、左右に払うところで肩を後ろに引くとともに落とし、裏拳のところで肩を前に出す動きとして行っている。
それから目下の課題は足底腱膜炎で、固い床の上を薄い靴で歩き回ったことがおそらく原因で、それから数ヶ月燻り続けているのだけど、足の裏への負担を軽くするために、3つほど改善策を試している。1つは歩くときに足の裏の曲げ伸ばしで地面を蹴るのをなるべくやめ、股関節の内外旋を活用すること。これは理屈としては知っていたし、稽古会で型の一貫としてはやっていたのだけど、普段の歩き方にも活用できるようになってきた。
次は足の指を揃えること。靴やサンダルを選ぶときに、大き目のものを指を広げて水平方向のバランスで履くのではなく、指は揃えて曲げ、足を垂直方向に膨らませて、靴の底と甲でバランスを取るのがよいと思った。というのに気付いてから「「筋肉」よりも「骨」を使え!( http://www.amazon.co.jp/dp/4799314912?tag=fuktommy-22 )」を再読したら、足の指は広げない方が足底への負担が少ないというようなことが書いてあり、確かにそうだと思った。足の指を開いて床を掴むようにすると、なんというかガッチリ掴める気がするのだけど、手の指で試してみればわかるように、掴むのであれば指は揃えた方がよい。とはいえ足の指を揃えるのはけっこう難しく、腰や股関節を中心に、全身のバランスを取っていく必要がある。骨盤おこしトレーニングの講習会に出たときに聞いた話とか、このトレーニングで「リハビリのようなもの」と表現しているのが、なんとなく納得できた。
もう1つも「「筋肉」よりも「骨」を使え!」にある「骨ストレッチ」で、足首を回す動きの中に、足底を伸ばすような動きがあって、これが足底腱膜炎に効くのではないかと期待している。
これのヒントになったものの1つは「骨格で支える立ち方と履物による姿勢の変化について( http://ch.nicovideo.jp/fuktommy/blomaga/ar600351 )」で書いた姿勢のバランスであるとか、 #杖術 の「下段抜き」という型で、一気に相手との距離を詰めるために、倒れかかるような動きを自然としていたからのようだ。下段抜きを右足を上げる型として行う場合には、前に倒れた直後に後ろに倒れることでブレーキをかけるとよいようだ。
上半身を前傾させるといえば、歩き出しのときには猫背系とは別に、股関節を内旋させることで上半身を前傾させ、その内旋の動きで足を出すといった動きを試している。これはこれで自然な感じの歩き出しになっている。先日、子供が公園のアスレチックでバランスを崩したので、支えようとして近付いたときの歩き出しは実に力感がなく、今まででは一番理想的だったと思う。これを再現できたらなあと思っている。なお子供は自力でバランスを取り直した。
下段抜きで、倒れかかる動きを利用して杖で打つということから、足の動きを原動力として杖で打ったり突いたりするという感覚が出てきた。これは例えば「影踏み」の動きでも、相手の剣を躱して左右に動きつつ、その動きを使って杖で突くという感じがある。「下段抜き」「影踏み」「下三方」で、どう足を動かし、どう杖と連携させるかはそれぞれ別の方法なのだけど、連携するのは同じだという感じがある。今までは割と、足を動かして位置を固定してから手で突くという感じがあった。ただし勢いでぶんまわすのを上品に言い換えているだけという意識もあって、もっと検討して洗練させていきたい。
ナイハンチでは足を上げるところを小さく速くするようにしてみている。ちょっと腰を落とした姿勢から、まっすぐに腿を引き上げるような感じ。それによって膝が痛くなる問題はかなり改善したのだが、左足を上げるときに股関節だか背中だか、どこかがゴリゴリと音を立てる問題が出てきた。これもいろいろ試してみたら、肩を落としつつ前にも出すという姿勢で改善した。型としては、左右に払うところで肩を後ろに引くとともに落とし、裏拳のところで肩を前に出す動きとして行っている。
それから目下の課題は足底腱膜炎で、固い床の上を薄い靴で歩き回ったことがおそらく原因で、それから数ヶ月燻り続けているのだけど、足の裏への負担を軽くするために、3つほど改善策を試している。1つは歩くときに足の裏の曲げ伸ばしで地面を蹴るのをなるべくやめ、股関節の内外旋を活用すること。これは理屈としては知っていたし、稽古会で型の一貫としてはやっていたのだけど、普段の歩き方にも活用できるようになってきた。
次は足の指を揃えること。靴やサンダルを選ぶときに、大き目のものを指を広げて水平方向のバランスで履くのではなく、指は揃えて曲げ、足を垂直方向に膨らませて、靴の底と甲でバランスを取るのがよいと思った。というのに気付いてから「「筋肉」よりも「骨」を使え!( http://www.amazon.co.jp/dp/4799314912?tag=fuktommy-22 )」を再読したら、足の指は広げない方が足底への負担が少ないというようなことが書いてあり、確かにそうだと思った。足の指を開いて床を掴むようにすると、なんというかガッチリ掴める気がするのだけど、手の指で試してみればわかるように、掴むのであれば指は揃えた方がよい。とはいえ足の指を揃えるのはけっこう難しく、腰や股関節を中心に、全身のバランスを取っていく必要がある。骨盤おこしトレーニングの講習会に出たときに聞いた話とか、このトレーニングで「リハビリのようなもの」と表現しているのが、なんとなく納得できた。
もう1つも「「筋肉」よりも「骨」を使え!」にある「骨ストレッチ」で、足首を回す動きの中に、足底を伸ばすような動きがあって、これが足底腱膜炎に効くのではないかと期待している。