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これは違うと思うんだよなあ。現実の問題というのはそれなりに複雑なのであって、結局は問題に対応できるだけの知識を前提にして「臨機応変にやれ」ということになるんじゃないかなあ。「ボールが来るところを...

これは違うと思うんだよなあ。現実の問題というのはそれなりに複雑なのであって、結局は問題に対応できるだけの知識を前提にして「臨機応変にやれ」ということになるんじゃないかなあ。「ボールが来るところを打つんだ」とか「敵の攻撃が当たらないように避けて、こっちの攻撃を当てるんだ」とか。であれば現実の問題があってから「どうすればいいですか」と聞かれても手遅れ。状況が完全に制御できる、いわば練習問題みたいなものを通じて技能の伝達をすべきであって、現実の問題に当たらせて、これが実地訓練だというのは無茶。まあどっかの内戦ではとりあえず銃を持たせて戦場に出してみて、生き残ったらおめでとうというのがあったらしく、ふるいにかけるという意味ではありかもしれないが、あんまり現実的ではないよなあ。あるいは人間の能力を低く見すぎていて、本当はそんなんでいいのか。

工場みたいな分野では状況がかなり制御されていて、いち作業員にとってはスクリプト化された状態になってるんだろうか。働いたことがないから謎。医療分野は患者の個人差もあるだろうけど、ものすごい数を相手にしてれば平均もあるだろうし、何百年何千年のノウハウの蓄積があるのかもしんない。そのあたりは謎。

まあプログラマーの分野は、例えばsvnの使い方を教える学校でもない限りは医療のレベルには追い付けないだろ、って感じはするなあ。なんとなく覚えてなんとなく使うってのはこう、水銀飲んだら治るんじゃね?ってやってた時代なのかもしんない。

medtoolz: 「とにかく頑張れ」は間違いで、「頑張らなくていいよ」も間違いで、「こうやって動け。この工程が終わったら休め」が正解なのだと思う。動作を全部スクリプトとして伝えられて、はじめて動きかたは身につくし、それを「発見しろ」と言い放つ人は、そもそも教えられないことのほうが多い - Twitter / medtoolz
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