規制の前提
「人間はみんなバラバラなんだと思う。 - NaokiTakahashiの日記」読んで、 前から思ってたことを思い出したんだけど、 規制について。
- 最大公約数的な規制。 最小限のことだけ決め、その決まりは絶対に守る。
- 最小公倍数的な規制。 なんでもかんでも規制するが、時と場合によって守らなくてもよい。
人によって、文脈によって、国によって、文化によって、 この2つのどちらを頭においているかが変わるんじゃないかなあ。 「未成年の飲酒は禁止。でも大学生だしいいんじゃね?」 みたいなのが後者。
これをごっちゃにするとまずいと思う。 努力目標的な、最小公倍数的な規制としてルールを作ったら、 絶対に守らなければならない規制として厳格に運用されるとかね。 厳格に運用されるという前提なら、 その規制は最大公約数的に、最小限のものだけにするべきだし。