他人の記事は自分の基準でタギングできない
「ブコメ要約とコメント - mtx-hoge - 断片部」 の感想とか。 正直なところ、何を焦点にしているのかよくわからないので、 わかったところだけ書くと、
「今日の夜見る」のか「ここ数週間気になっている」かの違い
というのがたぶん肝で、 そういう風に記事を分類するという発想はなかった。 もしそういう分類基準が一般的なものであったとするなら、 多くのユーザがタグ化するだろうから、 あんまり一般的じゃないんじゃないかと思ったりします。
じゃあ僕にとっての、そういう基準があるとするとなんだろうと思うと、
- 自分があとでアクセスできるようにするため(ローカルブックマーク的)
- 面白い記事をみんなに知らせるため(昔はこれがSBMの主目的だと思ってた)
- 相手に読んだということを伝えるため(はてスタ的)
- 記事の被ブックマーク数を上げるため(ニコニコのマイリスト的)
- 自分の読者に向けて感想を書くため(ミニブログ的)
- 相手に向けてコメントするため(コメント欄的)
この6種類かな。
さて、そういう基準で分けることができるという認識を持ったわけで、 これからは、そういう意味のタグをつけることが可能になるのだけど、 過去の記事に遡ってタギングするのは、 1つ1つ記事を見ていかなければならないので、事実上無理なわけです。 タギング自体が、機械的な分類じゃなくて、 人がそのとき実際に頭で考えてタグをつけたというところに価値があるのだから、 自動的にできるとしたら、矛盾になるわけですが。
過去に遡るのと同じく、 他人のブクマした記事を、自分の分類基準に合わせてタギングするのも、 ほとんど無理な話です。 で、過去の、新しい分類基準を認識する前の自分は、 他人とみなすことができるから、 つまり、他人の記事は自分の基準でタギングできないというのが、 一般化した標語になってくるのかなと。