アニメの録画から格差社会を連想する
動画共有サイトでアニメを見る人は何にフリーライドしているか - Obra de Sobra よしなしごとより:
動画共有サイトが問題となっているのは、 動画共有サイトとテレビ放送に決定的な違いがあるからだ。 テレビ放送は決まった時間に1回だけ放送されるのに対し、 動画共有サイトはいつでも見られる何度でも見られる。
(中略)
(録画という方法もあるわけだが、 録画を忘れたりとかでなかなか完全とはいかず利便性が悪い)
これは確かにその通りなんですけど、 録画ができれば一生観放題で、失敗したら借りるなり買うなりしなければならない。 アニメが9月とかに始まるとして、 これは面白そうだという情報を予め得ていれば第1話から録画でき、 アニメが始まってからあれは面白いぞという話を聞いて録画を始めたら、 2話なり3話なり以降からしか録画できず、 第1話は買うしかない、というのに、とても理不尽なものを感じるんですよね。
とはいっても、これは仕方ない面もあって、もうちょっと大きな話であれば、 就職するときによく調べないで労働条件が悪い会社に入っちゃったり、 あるいは業界が縮小しちゃったり、 基本的には同じ能力があったとしても、 そのちょっとした差で人生が大きく変わることもあるんだろうし。
とか考えるとアニメが録画できるできないっても小さな話ではあるんだけど、 そこには明らかに勝ち組と負け組がいるわけですよ。