間接民主主義
「違法アップロードに宣伝効果があっても違法ダウンロードは違法化される - 年末年始にJavaScriptでプレゼンツールを作ってみるのをあきらめた」を読んで、 なんとなく考えてるんですけど、 専門家である官僚が法案を作って、 別の分野の専門家である国会議員が承認して法律になるわけですが、 その過程で業界団体とかを通じて意見を吸い上げられる人はいいんですけど、 そうでない人はどうしようもないのかなあとか思うんですね。 パブリックコメントは既にある案についての意見を聞くものであって、 この記事にあるように案の論理展開に応じて賛成なり反対なりするものだとしたら、 「よくわからんが反対だ」みたいなのって行き先がないじゃないですか。 たぶん一連の流れには「反対意見が多いから、もういちど考えなおしてみるか」 みたいなのって、ないんじゃないかなあ。 あったとしても 「この意見はもっともだ。たしかに我々の案には矛盾があった。修正しよう」 みたいなのであって、数の多寡は関係ないんじゃないかと。 選挙は選挙で、こんな細かい話は争点にはならないし、 ロビー活動とかで頑張るしかないのかと思うけど、 それって単に声の大きい方が勝つだけじゃないかとか。