比喩は難しいよなあ
「学生プログラマの「実力差」は、「麻雀」と「囲碁」の差 - Text::EasyHacking 過って改めざるこれすなわち過り」 でプログラミングを「麻雀」や「囲碁」に喩えているのだけど、 プログラミングはもともと麻雀でも囲碁でもないし、 麻雀に似ている面もあれば囲碁に似ている面もあるから、 比喩だけで押し切るのは限界があるよなあ、とか思いました。
ユーザの行動なんて予想しきれないからランダムでしょう、とか思ったんですけど、 それは囲碁の相手の行動に入れちゃえばいいのかなあ、とか しばらく考えてから、 そうかこれは比喩なんだから、そんな真面目に考えなくてもいいんだ、 と思い直しました。
そういやプロの棋士でもうっかり意図したところとは別のところに 石を置いちゃったりして、実は囲碁もランダム要素があるんだってね。
「IT's my business > 「著作物の共有による損害ははっきりしない」というレトリック : ITmedia オルタナティブ・ブログ」 も妙な比喩で、 著作物の共有を万引に喩えておいて、 万引は駄目なのだから著作物の共有も駄目なのだ、という展開です。 これは万能で「○○は殺人のようなもので、殺人は駄目だから○○も駄目だ」 といえば何でも否定できてしまうわけですね。
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