ブログ文化圏は初心者にこそ厳しいのかも
「ベテラン村民+α」や 「知的好奇心解放 - マ儿コの日記 - 取引の成立しないブロガーやクリッパーは害でしかない」 を読んでの感想。
ブログを読むときって、人にもよるかと思うんですけど、 僕は記事単体で読んで、記事単体でブックマークします。 ということは、他の記事やプロフィールのページに 「無断リンク禁止」「はてなブックマークはご遠慮ください」だとか 「初心者なのでお手柔かに」「ネガティブコメントお断り」とか 書いてあったとしても気付きません。 記事ページの上下左右に書いてあったとしても、 目次やら広告やらのスペースだとして、目には入っていても読みません (cf. POLAR BEAR BLOG: 広告は必要ない、だから宣伝っぽいものは無視される)。
有名ブロガーになってくれば別ですけどね。 「ブログ名が奇抜なあの人」「デザインは派手なあの人」みたいな形で認識されます。 逆にいうと、初心者・新人の人ほど、それが誰であるのか認識されません。
ということは、例えば「初心者なのでお手柔かに」という記事を読んだときには 「ああそうですか手加減しましょう」となっても、 別の記事を読んだときには同じ人だという認識がないものだから、 「これはひどい」タグとかつけちゃうわけですね。
複数のブログ記事を総合して、ブロガーとして対象づけるには時間がかかるわけです。
マルコさんは
取引
という言葉を使ってますけど、
個々の記事しか見えてないうちは取引の対象ですらないんですね。
というわけで、初心者にこそ厳しいんじゃないかと思うわけですよ。
あとは土俵の問題もあるのかなあとかも思いますね。 草野球もプロ野球も同じリーグでやっていて、上の理由でチームの強さはわからない。 プロ対プロなら全力で戦った方がみていて楽しいので、 一律に自重しろというのは駄目です。 じゃあリーグを分ければいいんでしょうけど、これが野球とWWWの違うところで、 パーマリンクがあれば何でもブクマできるしリンクできますから、 「初心者専用ブログサービス」を作ってもたぶん無駄です。 そこが初心者専用かどうかも、上の理由で認識されませんので。
そんなわけで、どうにかならないものかと考えているような、 考えていないような感じです。