空気を読む能力のない人
「振られる理由がわかった (宇彩ワークス)」を読んで、 自分の恋人を紹介する習慣を持たないヨシフミ君に同情したという話。
非コミュつか、空気を読む能力のない人ってこんな感じですよ。 周りの人が何を要求しているのか、 この場合は彼女さんがヨシフミ君に対して 「自分を紹介してほしい」と思っていたとしても、 はっきりとそれを言ってくれないと理解できないんですね。
これを解決するには2通りあって、1つは空気を読む力をつけること。 これは一朝一夕にはいかないでしょうね。 もう1つは「こういうときには互いを紹介すべきだ」という作法を身につけること。 これも1つ1つの作法は単純でも、無数の作法がありますから、 網羅するのは一朝一夕には無理です。
以前に「初対面の人に自己紹介をする場」があったんですけど、 僕はそういう場、つまり「自己紹介をしなければならないのだ」という意識がなく、 相手が必死に自己紹介をしつつ、 なんでFuktommyは自己紹介をしないのだと訝しがっていたのですが、 それにも気付かなくて、気まずい思いをしたことがあります。 これは作法で表現するとどういうことかというと、
- 自己紹介をする場であるという認識
- 一般的に相手が話すなら聴くべきだ
- しかしながら自己紹介をする場であるから、 相手の自己紹介と対称的になる程度には自己紹介をすべきだ
と、こんな感じになるのかなあ。 このときは「一般的に相手が話すなら聴くべきだ」を実行して、 ひたすら聞き役に回ってたんですけどね。 こういう作法って組み合わせは無限にあるはずだし、 だいたい非コミュは人との関りが薄いから、 数ある作法を身につけるのもまた困難なんですよ。