テレビで観ておけば落ち着いて対処できる
先日、夜中の2時過ぎに電話が鳴って、虎舞竜のロードか、 親戚でも死んだかとびっくりしたのですが、 近所のおばあさんがベッドから落ちて自力では立ち上がれず、 旦那さんもやはり高齢のため支えてあげることができないのだとかで、 救助に向かうことになりました。 すみませんすみません、救急車を呼ぶのもなんだしと恐縮されていましたが、 正直救急車にしてほしかったかも。 実際はおばあさんは割と元気なので、 身体を抱え、2人同時に立ち上がるだけでうまくいきました。
落ち着いて対処できたのは NHKで甲野善紀先生の介助術を観ていたからでした (甲野善紀の暮らしのなかの古武術活用法―2006年7月~9月)。 観ただけで1回も練習してませんし、 テレビで観たやり方(背中側から抱える)と 実際にやったやり方(正面から抱える)は違いました。 正面から抱えるのは椅子から立たせるときですね。 しかしここで重要なのは、テレビで観ていたから落ち着いて対処できたということです。 そうでなければオロオロするだけだったでしょう。 もしかしたら他の場面でも映像で観ていたからできる、ということがあるかもしれません。
余談ですが、手摺り、ベッドの冊、足がすべらない靴下などが準備されていれば、 おばあさん1人でも大丈夫だという気もしました。 行政にコンタクトをとってみようかな。