何で断わっちゃったんだろう
僕の悪癖の1つに、誘われたら反射的に断わってしまうというのがあります。 お菓子とか貰っても、たいていはいやいいですよと断わったり、 甘いもの嫌いなんでとか嘘をついたり。 断わったら相手に悪いから貰っておこうと考えてやっと貰うこともありますが。 中学のときに女子3人男子3人(人数は不正確ですが)で遊びに行くから来てねと 女の子に誘われたときも断わってしまったことは 一生の不覚と言っても過言ではありません。
なんでかなあと考えてみるに、これは母親の影響なんじゃないかなと。 今でも苦手意識はあるんですけど、幼少期はとにかく恐かった。 甘えた記憶はあまりないし、母の決めたことは絶対で、反論は許されなかった。 ドラマとかで親に反抗する中高生が出てくると羨しいと思ったし、 自分には本能的にできないなあと思ってました。 さて、そういう環境でしたから、甘え方が屈折してしまったみたいなんです。
- 母「塾(or公文式or習い事…)へ行きなさい」
- 僕「今日はやだ」←屈折した甘え
- 母「お前のためを思って言ってるのよ(以下略)」
- 僕「そこまで言うなら仕方ないなあ」
普通の甘えとか、本気での反論が許されてないため、 甘えの一環として「今日はやだ」とか言ってるわけですね。 これが無意識レベルに染み込んでいきます。
- 無意識に想定しているだろう展開
- 遊びに行こう
- やだ
- えーなんで、行こうよ
- 仕方ないなあ
- 実際の展開
- 遊びに行こう
- やだ
- 嫌なら別にいいよ
- (何で断わっちゃったんだろう)
- 合理化
- 遊びに行こう
- やだ
- 嫌なら別にいいよ
- (酒の席で一発芸とか求められたら困るもんね)
と、こんな感じ。 これが二次元の美少女ならツンデレということで丸く収まるんですけど、 ここは三次元ですからね。