「浅草ふくまる旅館」が興味深い
あまりドラマは観ないのだけど、最近では TBSの「浅草ふくまる旅館」が興味深い。 観ながら展開を予想しているのだけど、これが全然当たらないんですね。 僕が持ってるのが「アニメ・漫画用の予定調和セオリー」だから 「ホームドラマ用の予定調和セオリー」に一致しないのか、 一般的な予定調和セオリーなんだけど製作者があえて外して作っているからなのか。
例えば第2話で学校の先生(だと思ってたけど実は旅行代理店の人だったらしい)が 修学旅行の下見に来て、芸者を呼べ酒もってこいとわがままを言うんですね。 それと並行して高校受験に悩む中学生やその両親が登場。 となると学校の先生が「子供が困っているなら教師の出番です」とか言って活躍、 前半とのギャップに萌える話かと思ったら、そうでない。 結局この先生(だと誤解してた人)は本筋に絡むことなく終了。
第3話で西田敏行のライバル役の小野武彦が、 ベジータみたくツンデレ的に協力するのかと思ったら、 本筋に絡むことなく終了。
なんかこう、複数のエピソードが同時並行で進むと、 それらが絡み合ってクライマックスを迎えると思うでしょ。 でも「ふくまる旅館」ではそうじゃないみたいなんですね。 このギャップが興味深い。
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