パチンコとはてなブックマークとSNS
「ゲームセンターに明日はあるの? - 日本人が許容できるインタラクティブ性。」(当該記事が読めないのではてブにリンク)という記事があって、 もしかしたら今回の記事で書くことは既にその記事で書いてあったかもしれないんですけど、 せっかくなので書きます。 この記事について覚えているのは、 パチンコの魅力はその操作が簡単なところである、みたいなことでした。
それで連想するのがはてなブックマークです。 例えばブログの記事を書くのと比較すると、 はてブって簡単なんですよ。 フィードリーダ(例えばGoogle Reader)でブログの記事を読んで、 面白ければその記事を表示して、 はてなブックマークに追加のブックマークレットをクリックして、 タグを選んで、 コメントを書きたければ書いて、追加ボタンを押せばおしまい。 コメントを書かなければ、全てが選択動作だけで済むわけです。
それで連想するのがSNS(例えばmixi)です。 SNSや界隈の雰囲気にもよりますけど、「友人」のページを巡回して 足跡やコメントを残すという使い方をすることありますよね。 巡回したり足跡をつけたりするのはともかく、 コメントを残したり、人のつけてくれたコメントに応えたりするのは けっこう労力が要ります。 そこらへんの感覚は「mixiが嫌になるようなメンタリティが非コミュと呼ばれるんじゃない?」に詳しいです。
で、何がいいたいかというと、 SNSでも文字を入力することなく、 メニューから選んでいくだけで「僕らは友達だよ」と 再確認できるような仕組みがあるといいんじゃないかと思うんですね。 それはたぶん、いわゆるSNSとは違うと思うんですけど。 例えば本であるとか、音楽であるとかに対して、「これ面白かったよ」と投票をする。 それによって「僕と君とは同じ本に投票したよ。気が合うね」とか 「君の紹介してくれた音楽はよかったので僕も投票したよ。ありがとう」 みたいな繋がりを保持していくような仕組み。 それは通常のSNSに1つの機能として追加されるようなものじゃなくて、 たぶんその投票システムが独立して存在するような感じ。
はてブってその投票の対象がものすごく広いわけで、 それをうまい具合に絞っていくことになるんでしょうね。 上では本や音楽を例に出しましたけど、たぶんそれでは駄目なんです。 1日にいくつも投票できないとまずくて、 本や音楽って1日にいくつも買えないでしょ。 無料で手に入るようなものじゃないと難しいと思うわけです。 音楽は定額制があったか。 でも5分で1曲しか聴けないからうまくないかもなあ。
でも重要なのははてブ的な投票じゃないですよ。 繋がりを確認するのが、 文字入力なしにできるという仕組みこそが重要だと思います。