第3世代の法則
「世代で語れない世代」を読んで。 「第3世代とは世代で語れない世代である」という法則はどうでしょう。 「「進化」を数直線に乗せるのが無理なんじゃないかと」の別の表現でもありますが。
第1世代というのは最初の世代ですよね。これは明らかです。 第2世代とは、第1世代より新しいものです。 P2Pなら最初は中央に管理サーバがあるハイブリッドP2Pでしたが、 一般ユーザだけでネットワークを作れるピュアP2Pが出てきました。 Webなら静的なHTMLしかなかったWeb1.0の次に、 掲示板というWeb1.5が出てきました。 これも明らかです。
ところが第3世代というのはわかりにくくなります。 第1世代と第2世代を直線で結んで、その延長上にあるようなイメージでとらえるのか、 第1世代から第2世代まで述びた直線がぐにゃっと曲がって、別の点に辿り着くのか。 とにかく第2世代より新しいから第3世代なんだ、とは言い難くなります。
第1世代と第2世代の差と同じくらいは 第2世代と第3世代が分かれていなければいけない、と思うのかなというのが1つ。 その分野が成熟してきて多様化しているんじゃないかというのが1つ。 第2世代は多様化の最初の1つと見ることもできるんじゃないかな。