過去ログの扱いと「世界観」
掲示板で過去ログをどう扱うかについて考えていることがあります。 大きくわけると2ch型とteacup型になるかなと。 2chでは書き込みが半永久的に残ります。 teacupでは(特に何かをしない限りは)古い書き込みから順に消えていきます。 2chではスレッドを使い切ったら次のスレッドを立てます。 teacupでは同じ掲示板を半永久的に使います。
「いつまでも読める」2ch、「いつまでも書ける」teacupという感じでしょうか。 2chのスレにリンクを張れば、いつまでも読めるという意味でのパーマリンクです。 teacupの掲示板にリンクを張れば、いつまでも書けるという意味です。 「面白い書き込みがあったよ」と紹介する形なのか、 「ご意見ご感想はここにどうぞ」という形なのか、ということです。
過去の書き込みが消えないとすると、有用な書き込みを積み上げていくという思考になるのかな。 あまり実感はないけど。 消えるという前提だと参加者とのコミュニケーションが主眼となるかも。 これもあまり実感はないけど。
どちらにしろ、書き込みを残すか残さないかという仕組みの違いが、 参加者の心理に大きな影響を与える、という気はします。
新月の場合はどちらでも運用できるんですが、 無理がないのはteacup型です。 teacupと違うのは掲示板が個人に属する(「○○さんの掲示板」)のではなく 話題別(「××について語る掲示板」)になっていることです。 そうすると実装上(運用上?)の問題点が2つあって、 1つは見た目が2ch型っぽいので利用者が混乱するということです。 書き込みが永久に残ると思っていたら消えてしまった。なんだこりゃ、と。 もう1つは新しいスレッドを容易に立てられてしまうことです。 そのため必要以上に人が分散してしまいます。
主に運用上の問題かな。 「○○事件のスレ」があれば別に「××事件のスレ」を立てたくなるでしょうけど、 「ニュース」だったらそこに書くだろうし、 長期間運用されているスレなら古い書き込みが消えているのは見ればわかることだし。