ではP2Pは何に使えばいいのか
「P2Pの適用できる範囲って意外と小さいのかもしれない」 の補足・要約版:
- 同じ機能ならP2Pよりウェブサービスの方が便利。
- P2Pでコストを下げることができるが、 それ以外にも広告収入で賄うなどの選択肢もある。
- 「コストを下げるためP2Pにします。ユーザは協力してください」とは言い難い。 フリーOSの配布など仲間意識のあるときには協力が頼めそう。 そうでない場合は広告収入などで頑張るべき (例えばYouTube)。
- ウェブサービスではできないこと(匿名性、電話、巨大なデータ)は P2Pに向いた問題。
で、結論です。 P2Pを何に使うかを考えるときには、 ウェブサービスではできないことか、 P2Pを使った方が便利なことに限った方がいいと思います。 コストを下げるため、というのを主目的にするとあんまりうまくないです。