All Rights Reserved
このブログや個人サイトでは著作権表示で All Rights Reserved とした上で、 クリエイティブ・コモンズ・ライセンス(帰属 2.1 日本)を適用しています。
このことについて「著作権が入り乱れ」という指摘(修正された記事は「著作権が入り乱れ - あるいは田辺の中途半端な著作権の理解」です)がありました。 CCLのバナーに「Some Rights Reserved」と書いてあるのが 「All Rights Reserved」と矛盾するのではないかということです。
僕は「Some Rights Reserved」はクリエイティブ・コモンズの標語であり、 バナーに書かれた文字であって、記事本文への影響力はないと考えています。 例えば電器店のバナーに「パソコン大安売り」と書いてあったとき、 パソコンを売っているのは電器店であって、バナーを張った僕ではない、 ということです。
とはいえややこしいのは事実ですので、バナーを外すことにしました。 最初はaddress要素に 「This work is licensed under a Creative Commons Attribution 2.1 Japan License.」 と書いてみたのですが、 座りが悪いので「(Legal Notices)」としました。 これはFreeBSDの真似です。
FreeBSDといえば The FreeBSD Documentation License というのもありました。 これをブログの文書に適用することも考えたのですが、 文章だけではなく時には画像等にも適用したいこと、 (それを考えると) source code と compiled form を適切に定義するのが難しいこと、 (source code となるであろう)HTMLの全てにライセンスの文言を書くのは冗長であること、 CCLが(Googleの検索オプションなど)広く使われていることから諦めました。