Firefoxインストールの儀式
Firefoxは 1.0.xの頃はUnixにインストールしようとすると、儀式が必要でした。 /usr/local/firefoxにインストールするとすると:
- /usr/local/firefoxの所有権を一般ユーザにする。
- 一般ユーザでfirefoxを起動。
- /usr/local/firefoxの所有権をrootにする。
または
- root権限で/usr/local/firefoxを起動。
Firefox 1.5でも同様にして試してみたのですが、 儀式の前後で/usr/local/firefoxの中身に差はありませんでした。 このことから、儀式は不要になったものと考えます。
と思ったんですが、よく調べてみると儀式は必要でした。 diff -Nru で比較してたから気付きませんでした。 ファイル名を見てみると次の空ファイルとディレクトリができていました:
- extensions/talkback@mozilla.org/chrome.manifest
- updates
- updates/0
そもそもリリースノートにも書いてあります:
マルチユーザシステムで、ユーザが書き込み権限を持たない場所に Firefox 1.5 をインストールした場合、 Firefox は一度特権ユーザによって実行される必要があります。 これが望ましくない場合、以下のディレクトリに空のファイルが生成されます: <インストールディレクトリ>/extensions/talkback@mozilla.org/chrome.manifest
これ「空のファイルが生成されます
」は「生成しなさい」の誤訳かしらん。