歴史の記述
本当はいろいろな出来事が同時に進行しているのだけど、 歴史として記述するときは、1つ1つ順番に語るしかない。 言葉は時間に沿った、単線上の表現しかできないからだ。 というようなのを、養老孟司先生の本で読みました(詳細不明)。
各地に分散しているウェブページを、どのように表示(提示)するのかという問題でも、 似たことがあることに気づきました。 本来ページはハイパーリンクによって結ばれ、グラフ構造になっています。 それがTF法などのランクづけ機能によって並べられ、順番に提示されます。
どのように並べるか、というのも重要な問題ではありますが、 もっと大事なのは、順番に提示するということではないでしょうか。 リンクで自由自在に飛び回るのではなく、 システムが作りだす順番に従って読んでいくと、読みやすいのです。
2chのスレッドが、MLのツリー構造より読みやすいということもあります。
順番に読んだ方が読みやすいのは、本や漫画で慣れているやり方だからなのか、 人間の普遍的な特性なのか、興味のあるところです。
話が脱線したら元に戻さないといけない、というのがあって、それと同じで、 リンクを踏んだら元のページに戻ってこないといけない、というのがあるような気もしてきた。 だからリンクを踏むことに躊躇する。