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P2Pweb(2)

新月型のP2Pの目的は何かというと、分散である。 2ch.netにアクセスが集中すると負荷がかかるし、 ログを取られるから匿名性も下がる。 分散してやれば負荷が下がり、 誰が書き込んだかわかりにくくなる。

では、もともと分散指向であるWebをP2Pに乗せることに、 どんなメリットがあるのだろうか。

アクセスが多すぎる超人気サイトは、負荷が分散してうれしいかもしれない。 普段は人気がないサイトでも、一時的にアクセスが集中することもあるだろうから、 予防的な意味はあるだろう。 しかし全体でみると、一部のサイトがアクセス過多でダウンしても、 他のサーバで動いているサイトには影響がないわけで、 これは大きなメリットにはならない。

サーバダウンに備えて分散しておけば、アクセスできなくなることがない、 という冗長性の面から見るとどうだろう。 自分の経験では、InfoseekはDNSの設定をしくじって見れなくなることが数回あったが、 それ以外では長時間のサーバダウンは経験がない。 また前述のように、1つのサイトにアクセスできないとしても、他のサイトは生きている。 必ずしも冗長性を確保する必要はないように思える。

要は、P2Pwebという言葉が格好いいだけで、 実際のとことは何らメリットはないんじゃないの、ということだ。

むしろ今必要なのは、簡単なサイト構築ツールであるとか、 サイト構築のためのわかりやすいマニュアルであろう。

P2P再考(2) 我が手にサーバをより:

また、Movable Type等のBlogの構築ツールや、Wiki構築ツールを使って、 インターネットに公開するためのサービスを作るのも、 ASP型のBlogに比べれば相当難しい。
(中略)
ところがRinGOchを使うと、Wikiの公開が意外に簡単にできてしまう。 レンタルサーバ等の設定やApacheやIISをいじらなくとも、 簡単にできるのは驚きました。

これはRinGOchがP2Pである特性に因るのだろうか。 RinGOchの設定が「レンタルサーバ等の設定やApacheやIIS」に比べて簡単である、 というのが決定的な要因ではないのか。 (RinGOchは動かしたことがないのでよくわからないのだが)

わかりやすいツールやマニュアルさえあれば、 Blogの構築ツールや、Wiki構築ツールを レンタルサーバ上にインストールすることができるのではないか。

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