blog.fuktommy.com

人の意識とプログラム

P2Pの価値とは何なのだろうかより:

「ファイル共有」システムではデータの拡散に人の意識が介在する。 「ファイル放流」システムでは人が介入する余地がなくデータは完全に機械的に拡散してゆく。
(中略)
拡散に人の意識が介在する余地があるかないかが肝である。

新月の匿名性について書いたのだが、 作者は機械的な拡散といえども自分の手足の延長として認識できている。 新月が自動的にメッセージを中継するのも、 人間が意識的に噂話を拡散するのも等価であると認識している。 しかし一般的なユーザになるとそうではない。 裏で何かデータを交換している、という認識が精一杯で、 それ以上踏み込むことに興味がない(能力がないのではなくて)。

新月を作っているときには、 一般的なユーザも仕組みに興味を示すものだと思っていた。 新月を一旦離れて、何故Wikiで日記なのかというと、 話題の拡散を人間の意識的なレベルで行う仕組みを検討するためである。

一般ユーザからはP2Pでもクラサバでも区別なく見えるように隠蔽すべきだ、 という考えもある。 それも正しいがP2Pであることが目玉になる現状を考えると、時期早尚であろう。

P2Pコンソシアムの試みでは、P2Pの仕組みを押し出していくようだが、 一般のユーザにいかに興味を持ってもらうかが肝である。

技術者は「自動化しただけ」と思ってる。 一般人は「自動化自体が問題」と思ってる。 その差は大きい。

不特定多数が相手であっても、その中の人たちには仲間意識がある。 ネットコミュニティという言葉があるように。

Copyright© 1998-2014 Fuktommy. All Rights Reserved.
webmaster@fuktommy.com (Legal Notices)