新月の匿名性について
匿名性の方向性は開発者にとって大きな問題だろう。 言論の自由をあくまでも確保するのか、 それもと秩序とも掲示板世界を確保するのか? それによって設計思想は大きく変わるはずだ。
新月では匿名性をどのように考えているかを書いてみます。
新月での匿名性は現実世界の模倣なんです。 例えばある人が「○○銀行が倒産する」と言い出します。 それが口コミで広まっていきます。 そのうちに誰が言い出したのかわからなくなってきます。 実は嘘なんですが、銀行側にできるのは嘘であると発表することだけで、 噂そのものを消しさることはできません。
新月では以上のプロセスを自動化しただけです。
Winnyの衝撃(3) 流出文書は回収不能 管理者不在の脅威より:
調査にあたる警察官らは 「流出した情報を削除できないネットが誕生したことは、社会の脅威」
人の口に戸はたてられぬ、というのは今に始まった問題ではありません。
あーでも、「CDの貸し借りを自動化」したWinny作者が逮捕されたことを考えると、 こういうことを書くのはまずいのかしらん。
銀行倒産の例でいえば、 噂が嘘である、という発言もネットワークに流すことができます。 銀行本人であれば嘘である証拠を見せることができるはずなので、 噂を鎮静化することができるでしょう。 無責任に噂を流すためのシステムではないことを改めて明記しておきます。