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お気に入りに入れる条件って

どういう人を はてブのお気に入り に入れるべきかというのは実は難しいんじゃないか。 その基準がどうにも明らかでないと、お気に入りに入れるべき人を自動で推薦、 みたいなのって意味がないと思うのだけど、どうなんでしょ。 第2回SBM研究会 の会場で大西さんにそういう質問したんだけど、 つまり「類似度の高い人を推薦」つったって、 類似度が最大、つまり完全に同じものをブクマしている人をお気に入りに入れても、 それって意味あるの? という問題。

類似度の計算はいろいろあるみたいなんだけど、 それはとりあえず置いておいて、とにかく類似度が計算できるとしましょう。 そんで、なんで類似度が高くなるのかというと、 二人が同じところを巡回しているからだ、というのはあるんじゃないか。 はてブのホッテントリから同じようにピックアップしてブクマしてたら、 そりゃ傾向が似るでしょうと。

RSSリーダーなんて便利なものもあって、 はてバーAがブログBの記事Cをブクマしていたと。 それでその記事Cを読み、そのブログBを読んだ結果、 これはRSSリーダーに登録して継続して読むぞと判断して、 ブログBを登録します。 そしたらはてバーAと自分との、巡回の傾向が似てくるわけで、 極端な話、はてバーAの巡回先を全部登録してしまえば、 はてバーAをお気に入りに入れている意味は減ってしまう。

イメージ的にいえば、 「ブクマする記事の傾向の類似度 / 巡回先の傾向の類似度」 みたいにして計算することになるのかな。 自分とは全然違う巡回先から、 自分が好む記事を見付けてくる人をお気に入りに入れよう、ということになる。 ところが、その巡回先を自分でも巡回すればいいということになるから、 考えがどうにもまとまりません。

知り合いだからお気に入りに入れてますとか、 コメントが面白いからお気に入りに入れてますとか、 そういうのはあるけどね。

無限にあるブログを巡回しきることはできないから、 どこかで他人に任せるほかないのだけど、 「この分野のことは自分が巡回しても仕方ない。○○さんに任せよう」 という判断がされるとしたらどういうときなんだろう。 謎。

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