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ポケットに入るPCが欲しい

布団コンピューティングのできるガジェットがほしい」 なのだけど、 「Twitter / medtoolz: タッチパネルのインターフェースは便利なんだけれど、...」 という話を聞くと、タブレットじゃ駄目なのかもと思うわけですね。 じゃあやっぱりポケットに入るPC、スマートフォン的なもの、 iPhoneだったりAndroidケータイだったり、 そういうものに期待するかとなるわけですが。

欲しいものをはっきり定義しときましょう。 ポケットに入る小ささ、軽さ。 Webがストレスなく閲覧できる程度の速度。

とりあえず現状だと遅いんですよね、ケータイって。 HT-03Aとか、Nexus One で、はてブを表示させたりすると、やっぱり遅いのですよ。 そういえばiPhone3Gでは試してなかった。速ければいいなあ。 スマートフォンが消し去ったもの - レジデント初期研修用資料

寝室の布団から出て、「ほんの数歩」歩けば、 Core i7 に光回線をつないだデスクトップPCがそこにあるのに、 今はなんだか、布団にくるまってごろごろしながら、 無線LAN にショボいCPU、小さな画面で、 そんなに「我慢している」という感覚を覚えることなく、遅いネットを楽しむ。

とあって、こういうことがしたいのだけど、遅すぎるんですよ、HT-03A。 で、今日気付いたのですが、 2chブラウザ「Anちゃん」とか、 Twitterクライアント「twidroid」とかはかなり速いというか、 体感的には速いんですね(twidroidは顔アイコンを非表示にすると速くなる)。

たぶんなのだけど、HTML+CSS って自由度が高いから、 ある程度読み込まないと、レイアウトできなかったりするんじゃないかなあ。 サービス専用クライアントだと、一部のデータだけでも無理に表示することが可能と。 とりあえず最初の画面だけ描いておいて、それを読んでいる間に、 スクロール先を描いておく、みたいなことができそう。 実際にそうやっているわけじゃないと思うけど。 つまりこの段落は本筋じゃないね。

とにかくそのあたりの違いがあるんだよなあ。 ケータイ向けHTMLだとか、 スマートフォン向けにAjaxとか使ってなんとかするというのが現時点の解かなあ。 全てのサイトにそれを期待するのもあれだし、どうしたものかとも思い、 HTML5がその辺を解決してくれるのかもと思ったりもします。

なので今は布団から出て、 机に向かって正座してノートPC(これだってそんなに新しくない)を使うというのが 現時点での姿なのだけど、別の解もあって、 2chとTwitterしか使わないとかね。 ケータイメインの人がケータイ向けサイトしか見ない、みたいな感覚なのかも。 Webブラウザは重いものだと割り切って、専用クライアントのあるものしか使わない。 そういうのも解ではあるのかなあ。

PCでブラウザを使うときの自分の動きを考えてみると、 ページを表示するのには時間がかかるので、 バックグラウンドのタブで開いておいて、別のページを読み、 ページの表示が終わってから切り替える、みたいなことをしてたりします。 HT-03Aの標準ブラウザはウィンドウ機能で似たことができるのだけど、 メモリとCPU力が足りないので、ほとんど無理。

ポケットに入る携帯電話ってもう10年近く前から使っているし、PCだってそう。 だから、「ポケットに入るPC」ってのも想像は可能で、 現実にはそこに追い付いた製品はないので、 おお、これは凄いぞと感動することってないよね。 小さいのはわかった。でもPCほどじゃないよね、ストレスあるよね、となる。 後からこれは凄いなと思ったのは、 タッチパネルが直感的だなあとか、音声検索が出先で便利だなあとかはあるけど、 触ってみて、その瞬間にこれは凄い、ってのとは違う。 これからスマートフォンの性能はどんどん上がっていくけど、 そういう意味での感動はないんだろうなあ。

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