P2Pで大規模動画共有サイトってできるの→できる!
P2Pでサービスを提供する際の障壁について - id:k-z-hという記事があって、
電子の妖精kawangoがブコメで
ローカルキャッシュだけなら、多少の回線負荷の節約にはなるかもね。共有は意味がない。つか>id:fuktommy すべてにおいて見当はずれなコメントすんな。
と言っていたし、
ヨコタンもブコメで
fuktommyはもっとP2Pの普及すべき(笑)
とのことなので、
ここはP2Pで大規模動画共有ってできちゃうよ、という話をします。
つか結論から書いちゃうと、 「P2Pに決まった定義はない」ので、 自分にとって都合のいいようにP2Pを定義して論を進めれば、 どんな結論でも出せるということなんだけどね。
電子の妖精kawangoの会社は
うちの社員は本当にひどいので世の中に放つと、世界が滅びます。
(知り合いが動画投稿サイトを運営しています。 結構、アクセスはあるらしいのですが、一向に黒字になりません。 なにかいいアドバイスがあれば教えてください。 .. - 人力検索はてな より)
とありますが、
きっと就業中にYouTubeやニコニコ動画を観ている人もいるのではないかと思います。
そんな彼らが動画ファイルを社内で共有するとどうなるか。
サイトへの回線負荷が減りますね。
つまりP2Pで回線負荷が下がった。勝利条件を満たしたので勝ち。以上。
それってP2Pなの? 1つの会社で閉じている共有ネットワークってP2Pなの? 社外の人とも共有しなきゃP2Pじゃないんじゃないの? P2Pには決まった定義はないので、これもP2Pと呼べばこっちのものです。
そんな1社の社員の分の回線負荷なんてたいしたことないんじゃないの? でも負荷は増えてなくて減っているので、 「P2Pで回線負荷が下がった」には当たります。
でも、こういう機能を動画共有サイトが公式で提供するとして、 動画共有サイトにメリットがあるかというと別の問題ですよと。 上で考えたのは電子の妖精kawangoの会社の人が勝手に作ったシステムなのですが、 公式でやるとしたらきっと、 動画を消したらすぐローカルデータも消えるとか、 あとはよくわかんないけどいろんな機能が要りそうです。 また、そういうシステムを作ったとして、何人のユーザーが使うのか。 ユーザーの観ている動画ってどれくらい被るものなのか。 いろいろ謎ですよね。