クラウドコンピューティングのセミナー行ってきました
よこたん がセミナーやるというので聴いてきました。 あ、P2P today ダブルスラッシュの中の人 というよりは、 あすなろBLOGと スラドの編集者ということにしたいみたいです。会社的には。
内容は クラウドコンピューティング 資料ダウンロードサイト をみてください。 Amazon EC2/S3のコンサル業をはじめたので、よろしくね、というのが主旨のようです。 こういうのって本家Amazonが手厚いサポートを始めたら苦しいんじゃないかなあ。
話の内容を僕なりに整理すると、 クラウドコンピューティングを導入すると、
- 運用構築部門をアウトソーシングできる。
- コストが安くなる。
- サーバの増減がすぐできる。
の3つのいいことがあるよ、と。 アウトソーシングできるのは当然だとして、 コストが安くなる理由は特に説明なし。 たぶん技術的なことと、 規模の経済が理由なんだろうなあ。 Googleのサーバは1台1台の性能はそんなに高くなく、よく落ちるけど、 一部が落ちても全体は動くし、淡々と再起動すればいい、みたいな話も聞くし、 そのあたりにコストを下げる秘密があるのだろうとは思う。 でも謎。
サーバの増減がすぐできるというのも、特に説明がなかったのだけど、 ぱっと思いついたのは 統計多重効果なんだけど、 つまりサービス提供者が個々に予備機を準備しておくより、 Amazonがまとめて準備しておいた方が、予備機の数は少なくて済むという理屈だろうと。 なぜかというと、全てのサービスが一気にサーバを増やすことはたぶんなくて、 増えるところもあれば減るところもあるはずだという見込みができるため。 あとは仮想化の技術によって、 サーバを増やしたときにすぐにディスクイメージを送り込むことができるというのも あるだろうけど。
というわけで、かなりの部分が 「運用構築部門を、大きな会社にアウトソーシングすればいいよ」 という主旨なんだろうと思った次第。