ローカル情報サイトって東京でもあまりないような
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このあたりの議論を読んでいくつか。
まず、それぞれの人がいろんなところに着目していて、 たぶんそれは仕事にしていることの内容に違いがあって、 個々の商店街みたいなところから製作を依頼されてサイトを作る人、 地方ポータルみたいなのを作ってまとめる人、 それぞれ考えることが違うんだなあ、というのが1点。
僕の利用者側の部分で考えると、
地元のイベントとかに出かけようとして、 開催場所、日時、内容などが知りたくてWebで検索して調べると、 驚くほどWeb上に情報が無かったりする。
というのが困って、これだと会場に辿りつけないのではないかと思うのですね。 これを解消するのは簡単なように思えていて、 要は「イベントの情報をWebに上げる」だけでよくて、 上げてさえいれば検索にかかるだろうし、 気合いの入った(例えばFlashとか使った?)商店街サイトも要らないし、 地方ポータルも要らないです。 どっかのブログサービスにアカウントを取って、 「何々商店街の公式ブログ」という体裁で 情報を上げていけばいいんじゃないか、とか。
ただ、実際にはそうなってないっぽい。 阿佐谷パールセンター ってのは僕の地元の商店街なんですけど、 これは気合いの入った部類ですね。 イベントの情報が少ないんだけど、 パールセンターのイベントといえば七夕まつりで、 1つのコーナーとして独立していて写真もあるし、 よくできているなあ、と。
ブログ等で簡易的に情報発信、 という例がちょっと思い付かないのは、
生活の中でおよそ店舗やサービス・イベントに関する情報は 得られてしまうと言っていいでしょう。 付近にどんな店があるか、どんなイベントがあるかは調べるまでもない。
というのが理由なのかなと思ったりします。 つっても本当のところはわかりませんけどね。 僕もパールセンターにあるお店なんてWebで調べるまでもないとか思ってますけど、 実際には調べることもありますし。
仮に商店街の人や、個々のお店の人がWebでの情報発信の必要を感じていないとして、 そうなると誰かが「Webに情報発信をしましょうよ」と焚き付けるしかなく、 そのために「情報発信するとこんなメリットが」と話が大きくなっていって、 なんかもやもやしたものとして感じてられるなあ、という印象があり、 そうか、これって企画営業職の人がまず大きな話を提案して、 徐々にコンパクトに絞っていく考え方の最初の部分なのかと思ったりしました。