ライセンスと掲載交渉
ですから株式会社mixiにおかれましても、 ユーザーの書き込みをmixiの判断で商品化する際には、 個別に掲載交渉するのが「筋」であって、これ以外にとるべき手段はないはずです。
とあるんですが、 例えば僕のブログなんかは転載等の条件をつけて公開しているわけだし、 ほとんど全てのソフトウェアもオープンソースのライセンスで 条件をつけて公開しているわけだから、 改めて交渉されても困るんですよね。
うっかり妙なことを答えてしまうと、 自分が持っておきたい権利まで相手に委ねることになってしまって あとから困ることになりはしないかなあ、とか。 一方相手の意図もわかっていて、 ライセンスがどうなっているかなんて一々調べているわけにもいかないし、 誤読があって後からトラブルになっても困るから、 権利者の許可を取れば安心である、と。
先日、とある雑誌の編集者から、 朔を 収録したいから許可をいただきたいとのメールが来ましたので、
朔と朔Windows版はどちらも 「修正BSDライセンス」に基づいて配布しているソフトウェアであり、 新月の公式サイトの文書類は 「クリエイティブ・コモンズ・ライセンス 表示 2.1 日本」に基いて 公開されています。 どちらもライセンスの定める範囲で誰にでも編集や再配布が許可されていますから、 ○○様に特別の許可をしたり禁止したりする性質のものではありません。 ライセンスの定める範囲で、私どもに断わることなく、掲載・収録してください。
上記のことしか申し上げられませんので、 それをもって「掲載・収録の許可」の代わりとさせてください。
という感じで返信したのですが、 うーん、もっとうまいやりかたがあったのかなあ。