理解できないルールの場
「理解できない世界」は知的障害者を語る文脈の中の作品みたいだけど、 場面場面で周りがどういうルールで動いているのか理解できなくて 途方に暮れることは僕にもありますね。
例えば小学校のときは挙動不審だったらしくて苛められたんですけど、 自分自身の何が滑稽なのかわからないので対応のしようがなかったこととか。 これは本当に困りましたね。 仮に足が遅いために苛められるとしたら走る練習をするというのも1つの改善策だし、 足が遅いからみんなが僕を苛めますと先生に訴えるのも手なんでしょうが、 何が原因だかわからないから、言葉で表現することができなかったわけです。
あと高校のときなんですけど、いろんな学校から何人か集まる機会がありまして、 仕事を終えて帰ろうとしたら 「途中で帰るのは非常識だ。力ずくでも帰すわけにはいかない」と凄まれて、 その場には不良っぽい人もいたので身の危険を感じたりもしました。 仕事が終って打ち上げに行くところまでがセットだったようです。
そんなわけで 理解できないルールの場に入ってしまわぬよう気をつけてきたわけですが、 そういうのを非コミュとか言うんだろうなと最近気付いたりしました。