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人の認識する視界は小さい

はてブ経由でアニメ製作現場のお話というページを読んだのだけど、これがメタな意味で面白いと思ったので報告。 誰もが知ってるつもりで、実は誰も知らないパースに関するありふれた真実 <その2>によると人が認識している範囲はこれらの視界の中央部60%くらいだろう。という話で、 その例として挙がっている写真を見ても僕のような素人には不自然さがわからないのだけど、 ある場合においては人が認識している視界は小さいなあと思いました。 それは最初のページを見るとわかるかと思うのだけど、 このページに続きがあるとは気付かなかったということです。 もちろん気付く人もいるでしょうけど。

それは何故かというと、 CNET Japanみたく 最近のブログは上下左右が広告やらナビゲーションやらで、 肝心の記事は中央のみというデザインが増えているからなんですね。 その形式に慣れた人がこのページを見ると、 宮崎先生の絵が枠つきで表示されているものだから、 枠の中に入っている絵と註釈が本文で、 外側は広告やらナビゲーション(トップページはこちら、最近の記事はこちら等)だと 認識しているわけです。 それで、こういう絵は駄目だと書いてあるけどなんで駄目なのかは書いてないんだな、 不親切なページだ、と閉じてしまって、 後から次のページへのリンクがあるじゃないかと気付きました。

なるほど、視界は小さいという話をしているページが、 視界が小さいことの証明になっているのだなあと感心した次第。

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